(株)Fines.t 代表取締役 都築 葉子(一男一女の母)
慶應義塾大学大学院経営管理研究科卒業(MBA)
情報通信専門商社にて営業(新規開拓、ルートセールス、新人研修等)、靴の卸売商社にて営業(新規開拓、ルートセールス、インポートバイヤー)経験を積む。その他、豪シドニーにて旅行会社でコーディネーター(旅程作成・現地業者の予約)、ホテル・企業の代表オペレーター、液晶部品メーカにて貿易事務、独部品メーカにて営業補佐、車メーカにて貿易・物流(インバウンド)等々、様々な職種で経験を磨く。
また、ボランティア経験としては、地域のリーダーとしてイベントの実行委員長を務めたり、スポーツイベント(FIFAサッカー・ワールドカップ、国体、FIBAバスケットボール・ワールドカップ)等々の活動を行ってきた。
私の生まれ故郷は、栃木県の足尾町という日本の公害の原点と言われた「足尾銅山」で有名な所です。幼い頃から見てきたのは、煙害等々の影響で草木の生えていないはげ山。その風景にいつも違和感を感じていました。このようなまちを二度とつくってはならない、また、そうなってしまったまちを再生して、元気を取り戻したい。それが、Fines.t を立ち上げた原点となっています。
昨年度、国から地域づくりについて表彰された約40カ所の地域を訪ね、その「まちづくり」を拝見致しました。それらのまちに共通しているのは、現在でも多くの美しい自然がほぼ無傷で存在し、かつて一次または二次産業が栄えた所。一、二次産業は、現在は日本共通のことであるように斜陽になっている所が大半ですが、それを逆手にとって様々なまちづくりを行うことで、住民のほこりや生きがいを喚起する重要な役目を担っています。短期的ではなく、中長期的に持続していくまちづくりを行うことは、人々のまちに対するほこりを再起すると同時に、主力産業が斜陽になってもそれらに代わる何らかの突破口をも見出す可能性が期待できるということを学びました。
まちづくりに使える“資源”のないまちはありません。必ず、どんなまちにも資源は存在します。その資源の発掘をするお手伝い、そしてそれを活かすお手伝いをFines.tにお任せください。